リトルプリンス 星の王子さまと私

評価 ★★★★⋆ 4.5(5.0が最高評価)

あらすじ

母親が決めたレールの上を進むことを強いられていた少女は優秀な子供のみが入学できる学校に通うために引越しをする。引越し先のとなりのボロ屋には変わり者の老人が住んでいた。ある日、老人から少女の部屋に物語が書かれた紙飛行機が舞い込んでくる。少女は物語が気になって老人に会いに行くと老人は昔飛行士で砂漠に不時着した時に星の王子さまに会ったという話をする。毎日分刻みのスケジュールをこなしていた少女には勉強をサボって老人と会うことが唯一の楽しみとなったが...。


感想(ネタバレあり)

本日、以前応募していた試写会に当選したのでいち早く見に行ってきました。

結果から言うととても良かったです。星の王子さまの絵本を読んだことは無かったので前日にインターネットで読んでモチベーションを上げて世界に入り込めるように準備しました。意外と切ない物語なんですね...。そしてその思惑通り世界観に浸ることが出来ました。原作に忠実な部分とそこから派生する別のストーリーが良くまとまっていました。原作を再現する部分がペーパークラフトのような世界観というのも味がありましたね。ひょっとしたら原作の熱烈なファンの方にとっては星の王子さまのイメージを壊さないでという意見もあるかもしれません。というのはこの映画は星の王子さまのその後のストーリーなので大人になって王子であったことを忘れてしまったやや落ちぶれた王子さまが登場します。見た目も冴えないので不満を覚える人もいるかもしれません。ただ、それもこの映画の結末の伏線と考えればよしかと思います。あと、音楽が良かったなあと思いました。ユーミンの曲はイメージソングとして印象に残っていますがそれ以外の挿入歌も場面場面を引き立たせていたと思います。なんにせよメッセージ性がすごく強い映画なので原作を知らない方は軽くでも頭に入れて鑑賞することをお勧めします。とくに大人!!

ボクの映画館

今までで面白かった映画やイマイチだった映画の何が良くてどこがダメだったかを今後振り返った時に忘れていないように個人的な映画の評価を書き留めておくためのメモ的なブログ。好き勝手に書いて行くのでネタバレ注意!!

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