IT/イット（１９９０）

評価　★★⋆　　　２.５（５.０が最高評価）

あらすじ

アメリカ、メイン州デリーの町で子供を狙った不可解なの連続殺人事件が起こる。住民であるマイクはその事件の全容から３０年前に自分たちの身に起こった悲劇を思い出す。ペニーワイズと呼ばれるピエロが親友であるビルの弟のジョージーを手にかけ、その後も当時の仲間７人に付きまとうようにして恐怖を与え続けた記憶である。マイクは３０年前の約束を実行するため、大人になった仲間に"あいつ（IT）”が出たと連絡をする。固い絆で結ばれた仲間たちは３０年前の悪夢を消し去るべく集結する。

感想（ネタバレあり）

DVDでは珍しい裏表（A面B面）の両面とも再生できるディスクでどう再生するのか戸惑いながら見ました。A面とB面の合計が１８７分という非常に長い映画。星２．５という採点をしたのはA面が期待を持たせる展開でB面が期待を裏切る展開だったから半分かなという感じで２．５にしました。前半はどうして仲間７人が強い絆で繋がっているかという描写がメインとなっていて”IT”の恐怖も多少ありますが、青春ストーリーのような仕上がりです。後半に期待という感じで前半は終了します。問題の後半ですが、あれほど殺人鬼のような不気味な存在として扱っていた”IT"が最終的にはエイリアン？に形を変えてみんなと戦うのです。唐突すぎて萎えましたねぇ。TVのリモコンを間違って押しちゃってたまたまやってたB級モンスターアクションにでも切り替わっちゃったのかなぁ状態に陥りました。前半良かっただけに残念です。