探検隊の栄光

評価 ★★⋆   2.5(5.0が最高評価)

あらすじ

かつて主演したドラマで熱血キャラとして人気をはくした杉崎だが、現在は落ち目となり新たな活躍の場を求め探検隊の隊長として番組に出演することになる。内容は未確認生物の"三つ首のヤーガ"を追い求め秘境を探検するというもの。杉崎の意気込みに反してスタッフたちは適当に"やらせ”で面白くなればいいというゆる~い感じで真面目な杉崎とは全く噛み合わないが、旅を通じてみんなの気持ちはひとつの方向に向かっていく。


感想

斬新なアイデアで作られた映画です。番組制作側の視点と番組視聴者の視点の二つの角度から話が進んでいきます。あまりこういう感じのシュール過ぎる映画はないと思います。しいていうなら、松本人志監督の「大日本人」が同じ系統ではないかと思います。ただ、大日本人と比べるとひとつひとつの笑いのネタが少し弱いかなあと感じました。コメディであるからには笑わせてなんぼだと思うのでそこが弱いのは残念でした。藤原竜也はあれでいいと思うのですが他のおとぼけスタッフがみんな同じようなキャラだったので誰が演じても良さそうでした。もっと役割がはっきりしていればもうちょっと笑えたのかなあ!?

この映画は映画館で見たのですが、となりの席の男性が終始爆笑していました。それも笑えなかった理由のひとつかもしれないです。「そこまでじゃないだろう!!」と心の中の雑念が拭いきれなかったのかも...。

ボクの映画館

今までで面白かった映画やイマイチだった映画の何が良くてどこがダメだったかを今後振り返った時に忘れていないように個人的な映画の評価を書き留めておくためのメモ的なブログ。好き勝手に書いて行くのでネタバレ注意!!

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