RPG

評価 ★★★⋆  3.5(5.0が最高評価)

あらすじ

恋人のエリックとの生活に嫌気が差したエヴリンは別の刺激を求め、彼の兄が参加するコミュニティに参加することになる。コミュニティの内容はロールプレイングゲームの世界を現実の中で再現して、それぞれが役になりきり擬似体験するというもの。さまざまな種族に別れ、時には協力し合い時には争う。遊びは次第にエスカレートしていき、現実と空想の境目を見失った若者たちの本当の争いが始まる。エリックは恋人のエヴリンを取り戻すためにコミュニティに潜り込む。しかし、そこに待ち受けていたのは...。


感想

この映画は他のサイトではだいたい星2前後くらいで低評価されていることが多いです。だだ、ボクはそんなに悪い作品だとは思いません。たしかにお金の掛かっていないB級映画の匂いは感じますが、B級感がプラスに働くこともあると思います。例えばホラー映画だと誰もが知っている名俳優を主役に起用するよりも全然知らない地味な青年くらいが怖さを感じるにはちょうど良かったりしませんか?要はリアリティです。その理論で行くとこの作品はリアリティそのものです。だんだんと正気を失っていく人たちが微妙に怖く感じます。すごく怖いわけではなく微妙にです。それがずっと続くのです。そういう映画でした。この映画の評価を左右するのは観る側が冒頭で受け入れ態勢になれるかその安っぽさから食わず嫌いになってしまうかだとボクは思います。いろんなB級映画を観て免疫を作ってから観ればこの映画の本当の味が分かるのではなかろうかと感じました。とにかく、観終わったあとも後味の悪い変な感情を引きずりました。

ボクの映画館

今までで面白かった映画やイマイチだった映画の何が良くてどこがダメだったかを今後振り返った時に忘れていないように個人的な映画の評価を書き留めておくためのメモ的なブログ。好き勝手に書いて行くのでネタバレ注意!!

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